イカ30年ぶり不漁で珍味高騰 販売休止や減量も

標準

スルメをはじめ、珍味や加工品、燻製などいろいろなせいひんができるイカが記録的な不漁になっています。2016年の水揚げは2015年の60%という不漁です。これに泣いているのはイカを原料とした製品を作っているメーカーです。

 

値上げしないと採算が取れないが値上げすると売れないというジレンマに苦悩しています。実際仕入れ値は2倍から3倍値上がりしているものの、価格に2倍も3倍も転嫁できず、内容量を減らしたら商品価値がなくなると言うものです。また水族館でイルカのエサだったイカが高くなって食べさせられない状況にもなっていると言います。イカで製品を作るメーカーの連合体は水産庁にイカの輸入枠を増やしてもらうよう要望したそうです。

イカの不漁原因を考えてみました

イカは骨も無く、日本人には人気の魚です。料理においてもどんな料理にも使えます。これだけ便利なイカを他国が見過ごすわけはないと思います。特に経済発展著しい中国などがイカを食べだしたら日本人の何倍とういより、想像できないくらいの量が必要となります。

不漁というよりも他国が取り出したのではないかと思います。単なる不漁では片づけられないと思います。サンマがいい例でさんまの美味しさを知った台湾や中国の巨大な船団が日本近海に来てサンマを取り巻くったおかげで日本のサンマは不漁となりました。

イカ不漁の根底にあるものは

元々イカなどの加工品を人件費の安い中国で製造し始めたのは日本でした。リスクを回避するため、中国に現地法人を設立し、日本人が指導して加工品を作り始めました。大量に製造され大量に輸出されるイカ製品を見た中国の人々は当然のようにイカを食べ始めます。

海岸線に近い地域は以前から食べていたでしょうが、海のない地域の人は知らなかったと思います。美味しいと思ったら当然のように食べますから自国消費が増えます。そして工場も現地法人ですから自国用の製品も作り始めます。今回の不漁の根底には日本の過去の行動があると思います。

今後の展望

中国など人件費の安い国で製造しているのはイカだけではありません。今後はその他の魚類も全て不漁と高騰に襲われるんじゃないかと思います。すべて目先の利益のためにとった行動が今後大きなしっぺ返しとして帰ってくるのではないかと思います。原料は輸入しても昔のように自国生産に戻した方がいと思います。